インプラント手術後は、
粘膜の治癒期間と骨の治癒期間の2つのステージに分けて対応しています。

インプラント体は、植立後ただちに頚部が粘膜上に突出します。
骨の治癒が始まる時期に粘膜部からの影響を受けやすい状態にあります。粘膜の治癒が達成させるまで感染が起こらないように、また上皮の深部増殖を進行させないように配慮が必要です。

具体的に
《手術直後の注意点》として、感染予防を目的に、広域スペクトルの抗生剤を投与をします。
当日は、冷湿布を行うと疼痛の軽減と腫脹を抑えることができるでしょう。また、多くの場合、局所麻酔が切れてきた時に鈍痛が出ますので、鎮痛剤の投与が必要となってきます。
術後腫れが落ち着くまでは、アルコール摂取も控えていただきます。

粘膜の状態が安定してからについては次回述べたいと思います。